Doggy mindについて

犬の行動でお悩みの飼い主様へ

ページをご覧いただきありがとうございます。

ご愛犬を迎え楽しく穏やかに暮らすはずだったのに、いつの間にか悩みが増えるばかり...そんな状況で過ごされている飼い主様もいらっしゃることと思います。

ひとりで問題に向き合うことは、時に大きな負担になってしまいますよね。

まずは深呼吸をして、目の前のご愛犬とポジティブに向き合ってみませんか?

ご愛犬と、より穏やかに過ごせるようになる道は必ずあるはずです。

お困りごとがあれば、Doggy mindがいつでもお手伝いいたします。

    Doggy mindの
    トレーニングメソッド

  1. NO体罰!
  2. 褒めて褒めて変える!ABA(応用行動分析学)って?
  3. どうして「理由」が大事?
  4. ウチの子は褒めるトレーニングでもうまくいかなかった
  5. 「させない」ではなく「する必要がない」状態へ
  6. 日本の動物福祉の向上を目指して

NO体罰!

悲しいことに、日本では現在でも犬に体罰等の苦痛を与えるトレーニングが行われています。

このようなトレーニング方法は一見効果的なように感じるかもしれませんが、犬の問題に対する根本的なアプローチにはなりません。

これらが犬の幸せを奪う行為であるということを、このページをご覧になっている飼い主様ならご理解いただけるはずです。

Doggy mind では、体罰はいかなる場合においても「虐待行為」であることを主張します。

犬の行動を変える為に、犬に苦痛や無力感を与える必要は一切ありません!犬のことが大好きなのに、そんな大好きな犬を苦しめる ―― それでは人にとっても犬にとっても健全性が損なわれてしまいます。

Doggy mind では、心理学の一種であるABA(応用行動分析学)の理論を用い「褒めて伸ばす」トレーニング方法を採用しています。

褒めて褒めて変える!
ABA(応用行動分析学)って?

ABA(応用行動分析学)とは心理学の一部で簡単に説明すると、「行動の科学」を「実際の生活に役立てる」ための学問です。

人の臨床において、主に精神障害を持つ方や、発達障害の児童に対し行われる行動療法も、応用行動分析学の理論を採用しています。


行動分析学における「行動」とは、「死人ができないすべてのこと」です。

例えば、吠える、噛むというものから、無意識化で行われる呼吸、まばたきまで、死んでいてはできないすべての動きを「行動」とします。

そして、その行動がなぜ発生するのか?行動の「原理」を基に「理由」を探します。

どうして「理由」が大事?

行動の「理由」がわかれば、それを防ぐことも増やすこともできるようになります。

理由というと人それぞれのものでイメージしづらいかもしれませんが、その「理由」の原理は共通しています。

わかりやすく例えてみましょう!

[好きな人に電話をする場面]

皆さまも体感的にわかる通り、自身にとってポジティブな結果を招く行動は増え、ネガティブな結果を招く行動は減っていきますね。とても簡単に言うと、これが行動の「原理」なのです。

そして「楽しい」「怒鳴られた」などはその「理由」にあたります。

しかしこれはただの一例であり、誰もが怒鳴られたからといって電話をかけるのをやめるとは限りません。むしろ喜んで電話をかけることが増える人もいるかも...?

様々な例の中には、「私だったら違う!」「僕だったらこうする!」「ウチの子はそうじゃない!」という感想を持つことも当然あると思います。そこがとても大事!

なぜなら行動の「原理」は同じでも、「理由」は人や犬によって様々なのです。

我々人間を含めすべての動物は皆それぞれに個性があり、感じ方もそれぞれです。

応用行動分析学という学問の名に「応用」とつく通り、それぞれの「理由」を追求し行動の改善へと向かうのが応用行動分析学です。

ウチの子は
褒めるトレーニングでも
うまくいかなかった

褒めて伸ばすトレーニングは、確立された理論の上に成り立っています。

しかし、ただ闇雲に褒めているだけではうまくいかないことが多いかもしれません。

それは、褒めて伸ばすトレーニング(専門用語では「条件付け」といいます)には、大切な手順や必要な条件があるからです。専門的な知識が必要不可欠になります。

例えば、私たちの考える「褒める」は犬が感じる「褒められる」と一致しているのか?

他にも、褒めるタイミング、犬に行動を強制していないか、環境に変化はないか...など。

その条件を揃える要素も犬によって違うため、うまくいかず断念した経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし諦める必要はありません!うまくいかなかったならば、重要なポイントをしっかりと押さえた上で、その子に合ったまた別の方法を探せば良いのです!

Doggy mind では、専門家であるドッグトレーナーがしっかりと犬の観察・ヒアリングを行い、その子に適した褒めるトレーニングの方法をご提案いたします。

科学である限り、理論が成立するための条件が必要になります。

言い換えると、必要な条件が揃っていれば理論は成立するということです。

ご愛犬が楽しめるトレーニングを、どうか諦めないでください。

「させない」ではなく
「する必要がない」状態へ

仮面ライダーも犬も私たちも、目の前に敵がいない限り「闘う必要」はありません。「闘う」ことは動物にとってエネルギーを大量に消費する行為であるため、極力避けていきたいものです。

私たちが問題視する犬の「吠える・噛む」などの行動の裏には、犬にとっての「不快」が隠れていることが多くあります。

例えば人に吠えたり噛んでしまったりする子は、見知らぬ人に対して恐怖心や警戒心を抱いているからこそ、自分の身を守ろうと闘っているケースがほとんどです。

この場合、解決策は何でしょうか?

吠えたら罰を与えて、吠え止んだ瞬間に褒める?

噛まないようにマズルガード(口輪)をはめる?

これでは、吠えるという行動がなくなったとしても、恐怖心は残ったままです。

同じ原因からまた違う問題行動(震える・失禁・自傷・尾追い行動など)が発生する可能性を生んでしまいます。

健全的な解決のためには、問題の根本へアプローチをすることが大切ではないでしょうか。

「見知らぬ人はあなたの敵ではないんだよ」「闘う必要はないよ」

そう犬に教えてあげることができれば、犬は一生懸命自分を護り、闘う必要がないため、吠えるという行動自体がなくなっていきます。もちろん、その工程においても犬に大きなストレスを与えてはいけません。(※このような行動療法の手順は、専門家の指導の下行う必要があります。)

犬にとって日常に潜む「敵」という大きいストレスが減少すれば、これまでよりも楽しく日常を過ごすことができるということは明白ですね!

日本の動物福祉の
向上を目指して

Doggy mind では、動物福祉の理念に基づき犬が犬らしく幸せに暮らすことを大切にしています。

動物福祉の定義を一言で説明するのは容易ではありませんが、「動物を飼育・利用することを認めた上で、その動物が受ける苦痛をできる限り取り除いてあげましょう」という考え方が基になっています。

動物福祉の向上において重要とされているのが「自主性+個・種の潜在能力」を発揮させてあげられる環境づくり。

そのためには、私たち人間が犬のニーズに応えてあげることが必要です。

Doggy mind では、まず犬がおかれている環境を見直し、改善することから始めます。

お散歩の時間や栄養状態、コミュニケーションの取り方や生活環境など少し変えるだけで問題行動が改善するケースは多くあります。

愛犬のニーズを理解し、それに応えてあげることが問題行動改善への第一歩です。